こんにちは、このはです
第3回:SCOAーC 事務能力テスト【実際にでた問題】
今回は、私が経験したSCOAーC(事務能力テスト)の例題についてお伝えしていきます。
\今後追記予定/
今後、14回にわたってSCOAの詳細をお伝えしていく予定です。
第1回:SCOA総まとめ
第2回:SCOA-A(3尺)同じ問題
↓今ココ★↓
第3回:事務能力テスト同じ問題・例題
第4回:受けるテスト 判断方法
第5回:対策(SCOA-A)
第6回:対策(事務能力SCOA-C)
第7回:誤謬率(SCOA-A)
第8回:誤謬率(事務能力SCOA-C)
第9回:SCOA-A 時間ない回答の流れ
第10回:記憶とは(事務能力SCOA-C)
第11回:SCOA テストセンターとは
第12回:SCOAテストセンター予約方法
第13回:SCOA 当日の流れ
第14回:SCOA 3尺度/時間の表記(企業案内とテストセンター)
事務能力テストを受けるよう企業・所庁より連絡が来たかと思います。
私が実際に受けた問題の傾向をお伝えします。
言葉からもわかると思いますが、「事務職に適正があるか」判断する試験です。
一般職の採用に使われていたテストのようですが、最近は総合職向けの試験でも導入している企業が増えているといいます。
その理由は2つ
✔「少数精鋭」能力のある人を採用したい。
✔事務職ができることは、総合職もできたほうが良い。
企業からの案内
私は企業の中途採用に申し込みをしましたが、HPに記載されている内容がこちらでした↓
選考が進んだら、テストセンター方式による筆記試験あり
※一般的な公務員試験の対策は不要
・事務能力試験(約55分)
・基礎能力試験(約45分)
これだけ読むと、対策は不要と書いてあるんだからテスト対策はいらないんだ・・・と思いますよね。
事務能力試験も対策ができます
ですが、それに似たテキストがありますので事前準備はできます。
\合わせて読みたい/
第6回:テキストはこちらを使用
対策方法(事務能力テスト/SCOA-C)
※テキストの詳細をお伝えします。
(後日追記予定)
本の要点のみ下記まとめています
事務能力試験の教科
種類 | 尺度 | 時間 | 教科 |
SCOA-C (事務能力) | 共通 | 各4分 | ・照合 ・分類 ・言語 ・計算 ・読図 ・記憶 |
すべて業務で必要な内容がベースになっています。
簡単にイメージするとこんな感じです↓
✔書類のミスを見つける
✔日本語の間違いを見つける
✔計算をする能力
✔グラフの読解力
✔上司から言われたことを記憶する能力
「会議の日程」「商談で来社される方の社名・役職」などを記憶するよう指示される設問がでました。
「先ほど、言ったことが正しい項目はどれ?」と設問は続きます。
実際にでた問題
☑順番としては、最初に事務能力テストを実施。
そのあとに、基礎能力試験と続きました。
間違えた回答率も評価になるので適当にポチポチしないようにましょう。
また時間的に全問解くのはまず無理です。
(国語はぎりぎりいけるかなと思います)
☑問題は大きく6つに分かれています
(照合・分類・言語・計算・読図・記憶:各4分ずつ)
✔いきなり本題には入りません。まず、問題例が最初にでます。
実際にクリックして回答してみます。
回答の仕方を理解したらOKをクリック(もしくは時間がきたらページが切り替わります)
→その後、実際の問題が開始されます。
問題例を読んで時間が余るタイミングで、スタッフの方に用紙をもらいたい旨を伝えるのが良いと思います。数理・論理等の基礎能力試験は時間勝負なので無駄な時間をなくすのがおすすめです。
私の記憶が記憶が正しければ下記流れでした↓
☑1番:分類
事務職・一般職 SPI3の完全対策:分類と似たような問題が出ました。
違ったのは、英語で分類するよう指示がでたこと。
例:A~Dが1のように分類するよう指示がでました。
A~D | E~H | I~L | M~O | P~T | U~Z |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
例:APPLEの頭文字は「1」
NORTHは?「4」
このような感じです。
☑2番:照合・読図
FAX・電話・コピー機の月ごとの売り上げグラフが提示され、問題に答えていく内容でした。
例:FAXが電話を上回っている月は何カ月ありますか?
☑3番:言語
類義語/対義語をチェック
4つほど単語が明記され、1つ異なるものをチェックするという問題でした。
☑4番:暗記
ここで資料を暗記するように指示がでます。この暗記した内容を最終問題で回答する形です。(メモはしてはいけません。)
例:売上の記録
A商店 | 創立5年 | コピー機を5台 |
B証券 | 創立10年 | パソコンデスクを10台 |
C会社 | 創立18年 | マウス20個 |
D銀行 | 創立27年 | 電卓30台 |
例:会議
技術開発部のA部長が15時来社予定が14時に来社に変更。 |
営業本部の課長へ朝10時の会議に間に合うように書類を渡す。 |
外資系のミスターホーン会社のCEOに、経営計画を渡す |
☑5番:計算
例◆+15=23
虫食い算です。電卓がないのがつらいところですが十分回答できます。
もちろん掛け算・割り算も入ってきます。
☑6番:1つ前で暗記したものを回答
例:質問、B証券に納品した商品は?
パソコンは何台納品した?
C会社は創立何年?
例:どちらが正解?
技術開発部の〇〇部長が15時来社予定が14時に来社に変更。
技術開発部の〇〇部長が14時来社予定が13時に来社に変更。
以上で終了です。
このあと、基礎能力試験SCOAーA3尺へと続きます。
\基礎能力テスト(SCOA-A):例題を見たい方はこちら/
第2回:基礎能力テスト
例題・同じような問題をまとめました。
【体験談】SCOA 出題された問題(SCOA-A3尺)例題や同じ問題
対策用テキスト
この本をまずは用意・勉強しましょう。
☑事務能力試験/SCOA-C
事務職・一般職 SPI3の完全対策
2025年度版 事務職・一般職 SPI3の完全対策 [ 就活ネットワーク ]
SCOAのテスト内容は「照合・分類・言語・計算・読図・記憶」です。
まったく同じ問題内容ではないですが、ざっくりとしたテストの傾向を把握できます。
なお、”記憶”のテスト内容は事前準備はできません。当日、ぶっつけ本番です。
下記ページが問題の傾向と似ていたと思います。
P16:分類
P99:表の読み取り
P132:計算
P147:漢字の正誤
余力がある人はこちらも勉強方法としておすすめです↓
漢字検定準2級〔頻出度順〕問題集 [ 資格試験対策研究会 ]
※SCOA総合適正検査内のコメントでこの本をやると良いと書いてあったので、勉強しました。
事務能力では、「対義語」「類義語」が出題されました。
SCOA-A(基礎能力)でも必要な項目でしたので、併せて勉強していました。
集中して勉強した項目
・対義語★←事務能力
・類義語★←事務能力
・四字熟語
・同音・同訓
また、漢字検定対策本はたくさんありますが、この本は「四字熟語や対義語類義語」等がページでまとまっています。集中的に勉強する方法に最適な本かと思います。
知っておくべき情報
- 電卓・用紙・ペンは持ち込みできる?
- 電卓は使えません。
用紙等も持ち込みできません。
テストセンターで用意してくれる用紙とペンを使用します。
- 勉強の期間は?
- 事務能力試験の対策だけであれば、
本を2~3回繰り返すだけで問題ないかと思います。
ちなみに…
基礎能力試験も合わせて受けましたが、こちらは約3か月ほど勉強しました。
(中途なので働きながらです。)
- 誤謬率は?(ごびゅうりつ)
- 誤謬率とは、「誤答率」のこと。
「回答数における、間違った数のパーセント」のことです。
✔事務能力試験は、誤謬率が評価されると聞きました。
間違いも評価されます。
※注意※
誤謬率のことは、どの本にも「明確には書かれていません。」
ですが、一般職用の適正検査SPIなどは誤謬率を測定されています。
同じ事務系の適正検査のため、SCOA-Cの事務能力試験も誤謬率を測定されていると考えた方が無難だと私は思います。
ちなみに…
✔基礎能力試験(SCOA-A/F)は誤謬率は見られないと言われています。
回答を埋めましょう。
- テスト時間は余裕をもって回答できる?
- いいえ、全問解くのは不可能です。
(言語はぎりぎりいけるかな…くらいです)
事務能力試験は、そもそも全問回答させることを目的にしていない気がします。
問題を飛ばさないように指示がでます。
誤謬率をみられますので、とにかく「ミスをしない」ことがポイントになってきます。
いかがでしたか?
SCOAの情報は本当に少ないですよね。
事務能力試験も、基礎能力試験も。
事務能力試験をされる方は、基礎能力試験も一緒に受ける方が多いのではないでしょうか?
基礎能力試験についてもまとめています。
是非参考にしてみてください。
\基礎能力試験(SCOA-A)実際にでた問題/
【体験談】SCOA 出題された問題(SCOA-A3尺)例題や同じ問題
是非コメントをお待ちしています。
実際にテストを受けた感想など大歓迎です。
\第1回:総まとめブログ 最下部コメント欄(体験談)も合わせてどうぞ/
他の方が体験談を寄せてくれています。
中途採用でしょうか。
「MBOのような設問」がでたという方もいらっしゃいました。
私自身、情報を集めるのにものすごく苦労しました。
だからこそ、次に続く人に少しでも参考になる情報を届けたいと思いまとめてみました。
皆さんもがんばってくださいね。
どなたかの参考になれば幸いです。
\今後追記予定/
今後、14回にわたってSCOAの詳細をお伝えしていく予定です。
第1回:SCOA総まとめ/コメント欄(他の方の体験談 更新中)
第2回:SCOA-A(3尺)同じ問題・例題
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第5回:対策(SCOA-A)
第6回:対策(事務能力テスト/SCOA-C)
第7回:誤謬率(SCOA-A)
第8回:誤謬率(事務能力テスト/SCOA-C)
第9回:SCOA-A 時間が足りない。回答の流れ
第10回:記憶とは(事務能力テスト/SCOA-C)
第11回:SCOA テストセンターとは
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